ITエンジニアは未経験でも転職できる!おすすめの職種や転職するためのポイントを解説

New!2025年5月30日

ITエンジニアは未経験でも転職できるおすすめの職種や転職するためのポイントを解説

「未経験だけどITエンジニアでキャリアを形成したい」と考えている方はいませんか?この記事では、ITエンジニアは未経験でも転職できるのかどうかを、その理由と共にわかりやすく解説します。

また、ITエンジニアに転職するメリットや、未経験の人におすすめの職種についても言及していますので、参考にしてください。

ITエンジニアは未経験でも転職できる?

ITエンジニアは未経験でも転職できる

ITエンジニアは、未経験かつ資格がなくても転職が可能です。現在IT業界はエンジニア不足に陥っているため、未経験でも積極的に採用したい企業が増加しています。未経験者を採用し、自社で育成しようと考える企業もあるため、働きながら知識とスキルを習得できます。

とはいえ、必要最低限のITスキルを採用の必須条件としている企業も少なくありません。また未経験の場合、希望の職種に就けないケースもあるため、就職活動前にITについてある程度学習しておくことをおすすめします。

未経験からITエンジニアに転職するメリット

未経験からITエンジニアに転職するメリット

ここでは、未経験からITエンジニアに転職するメリットについて、詳しく紹介しましょう。

需要が高く長期的なキャリアを形成しやすい

現在は、さまざまな分野でデジタル技術が活用されているため、今後ますますITエンジニアの需要は高まると予想されています。

そのため、ITエンジニアへと転職すれば仕事に困らないだけでなく、職場や職種の選択肢もさらに広がるでしょう。また、転職後も技術の進化に伴って学び続ければ、安定したキャリアが築けます。専門的なスキルが身に付けば、独立してフリーランスとして働いたり起業したりもできるでしょう。

副業案件を獲得しやすいので高収入を目指せる

経験を積んで知識や技術が身に付けば、副業案件を獲得しやすくなります。主な副業案件は以下のとおりです。

  • ● アプリの開発・制作
  • ● プログラミング講師
  • ● システム開発・コーディング

ITエンジニアにはスキルを活かせる副業案件が多数あるため、収入源を増やせば高収入を目指せる、というメリットがあります。

スキルを身につけることで自由な働き方が選べるようになる

IT業界では、エンジニアが最高のパフォーマンスができるように自由な働き方を認めている企業が多くあります。

働く場所を選べるリモートワークや、出勤時間をずらせるフレックス制など、時間や場所にとらわれずに好きな環境で働けるのも、ITエンジニアとして働く大きなメリットのひとつです。

プログラミングやシステム以外にもさまざまなスキルが身に付く

ITエンジニアとして働くことで、プログラミングやシステム以外にも、仕事に必要なさまざまなスキルが身に付きます。

たとえばプレゼンテーションの際に、クライアントにシステム構築について解説することで、プレゼンテーション能力やコミュニケーション力が身に付くでしょう。

また、納期から逆算して開発スケジュールを組み立て、チームのメンバーに仕事を割り振りすることで、マネジメント能力が養われます。

このように、ITエンジニアの知識やスキルを磨けば、他の職種にも活かせるスキルが身に付くでしょう。

未経験でも採用されやすいITエンジニアの職種一覧

ここからは、数あるITエンジニアの職種の中から、比較的未経験でも働きやすい職種と仕事内容を紹介します。

職種 主な仕事内容
Webエンジニア ・フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの2種類がある
・フロントエンドエンジニアは使用言語の難易度がそこまで高くないため、未経験でも挑戦しやすい
プログラマー ・システムエンジニアが作成した設計書に基づいて、プログラミングとテストを行う
・比較的未経験の募集が多い職種
フィールドエンジニア ・顧客にIT商品の説明をしたり、現場にてシステム障害対応業務を行ったりする職種
・未経験者でも業務をこなすことでキャリアの幅を広げやすい
サーバーエンジニア ・クライアントの業務内容のヒアリングやサーバーが正常に稼働しているかの確認、不具合発生時のリカバリーが主な業務
・未経験からの募集が多いのが特徴
ネットワークエンジニア ・ネットワークの設計・構築および運用を中心に担当
・顧客との交渉業務も生じるため、ある程度のコミュニケーションスキルも必要
テストエンジニア ・システムのエラーに対応したり、改善策を提案したりする職種
・未経験でもキャリアを積みやすく、プロジェクトによっては実装や設計も担当できる
社内SE ・企業内部向けに情報システムの設計・構築および運用を担当
・クライアントの要件を把握してシステムの設計・開発およびメンテナンス、トラブル対応を行うこともある
インフラエンジニア ・ITインフラストラクチャーの設計や構築、運用を担当
・サーバーやネットワーク機器の設定や管理、クラウドサービスの導入・運用やセキュリティ対策などのクライアント対応も業務のひとつ
プロジェクトマネージャー ・プロジェクトの計画・実行・管理に伴うタスクの割り当てや新着の把握など、マネジメント業務を幅広く担当

未経験からITエンジニアに転職するためのポイント

未経験からITエンジニアへの転職を成功するために、おさえておきたいポイントがあります。それぞれ詳しく解説しましょう。

IT業界のトレンド情報を収集しておく

未経験からITエンジニアを目指す場合は、今どのような分野が人気なのか、また今後、需要が高まるのはどのようなジャンルなのかを、リサーチしておきましょう。

情報収集を行うことで、目指すべきITエンジニアの分野や、必要なスキルが明確になります。

ITエンジニアに転職するために必要なスキルや資格を勉強しておく

自身が目指すITエンジニアには、どのようなスキルや知識、資格が必要なのかをリサーチし、事前に学習しておきましょう。たとえばWebエンジニア・プログラマー・システムエンジニアには、以下のスキルや知識が必要です。

職種 スキルや知識
Webエンジニア データベースに関する知識・プログラミングスキル・HTMLなど
プログラマー プログラミングスキル・OSおよびミドルウェアに関する知識など
システムエンジニア コミュニケーション能力 ・論理的思考能力・C言語・Javaなど

転職を検討している職種に必要なスキルを習得しておくと、採用率も高まるでしょう。

転職活動でアピールできるような実績を作る

履歴書や面接で自分をアピールできるよう、実績作りも重要です。たとえば、開発能力や設計能力をアピールするために、アプリを自作するのもひとつの方法です。また、派遣就業で実績をつむのもよいでしょう。

35歳以上でITエンジニアへの転職を目指す方におすすめなのが、厚生労働省が行う「デジタル人材育成のための『実践の場』開拓モデル事業」です。

35歳以上を対象にしたデジタル分野への転職サポート事業で、スクールなどで学んだITスキルを活かした派遣先を紹介してもらえるため、実務経験を積めるのが特徴です。

ITスキルを習得できるオンライン研修も受けられるので、最新の知識が身に付きます。また、ホームページには、未経験可のITエンジニアの求人情報が多数掲載されているので、希望に合った職種が見つかりやすいでしょう。「デジタル人材育成のための『実践の場』開拓モデル事業」について詳しくはこちら

まとめ

未経験からITエンジニアに転職すれば、収入アップや長期的なキャリア形成が期待できます。

しかし、希望の職種につくためには、未経験でもある程度の知識やスキルが必要です。

転職活動でアピールできる実績がないという方は、派遣就業で実績を積むとよいでしょう。「デジタル人材育成のための『実践の場』開拓モデル事業」では、デジタル分野へ転職を希望している35歳以上の人を対象にした無料転職サポートを実施しています。

学んだスキルを活かしてデジタル分野への転職を支援してもらえるほか、ITエンジニアに必要な知識を学べるオンライン研修も提供されています。

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